1974-04-09 第72回国会 参議院 予算委員会 第24号
○加瀬完君 この資金運用部資金法の前の預金部預金法、その根拠になりましたのは郵便貯金法ですね。郵便貯金法の目的はどういうことですか、郵政大臣に伺います。
○加瀬完君 この資金運用部資金法の前の預金部預金法、その根拠になりましたのは郵便貯金法ですね。郵便貯金法の目的はどういうことですか、郵政大臣に伺います。
現在のような制度ができましたのは昭和二十六年でございますが、その前に、大正十四年に預金部預金法というのができまして、従来集めました資金の管理運用につきましては行政府に一任をされておりましたのを、法律に基づきまして預金運用規則というものをつくりまして、厳重な運用をいたしたわけでございます。
○田中(鎭)政府委員 簡易生命保険及郵便年金特別会計法の附則の第十五条に、「資金運用部資金法施行ノ際本特別会計ノ積立金ニ属スル運用資産ノ内預金部預金、簡易生命保険法ノ規定ニ基ク保険契約者ニ対スル貸付金及郵便年金法ノ規定ニ基ク年金契約者、年金受取人又ハ年金継続受取人ニ対スル貸付金以外ノモノニ付テハ当分ノ間本特別会計ノ積立金ニ属スル運用資産トシテ之ヲ保有スルコトヲ得」とありまして、この「当分ノ間」ということで
第三の附則は即ち第二十一項、資金運用部資金によつて一般会社の社債を引受けよう、こういう意見でありますが、これは御承知のように、資金運用部の資金というものは、従来も、国債、地方債その他政府機関或いは又政府が出資又は保証をしているような特殊な法人に限られておるのでありまして、大正十四年以来預金部預金法が制定されて以来、一般の会社に貸出したり、或いは社債の引受をしたという前例は全然ないのであります。
昔預金部預金法というのが資金運用部資金法の前にございましたが、それによりますと、郵便貯金として受け入れてある現金は、これを預金部預金とする、こういうふうになる、初めからそういうふうに国民から吸い上げて来た金が直ちにその場合は預金部預金となる、こういうことでありますが、それと同じように、この金はどこも通さない、直ちに資金である、こういう意味でございますから一般会計との関係は全然ないわけでございます。
○参考人(山際正道君) 輸出銀行の余裕資金の運用は、法律上国債買入と預金部預金とすること、及び日本銀行預金とすること、この三つに限定をされておりまするのでその通りやつておりまするが、只今では主として国債の保有によつて余裕金を運用いたしております。
その理由を申上げますれば、即ち昭和二十一年一月二十九日のマーケット指令第四項により、国債及び地方債の需要を充たした後、なお余裕金あるときは、銀行に対する貸付乃至銀行債の買入をなすことが認められ、ただ実行上の條件として司令部の承認を要することになつており、又国内法的に見ても、預金部預金法第四條及び預金部資金運用規則第一條により、銀行、金庫等の発行にかかる債券の応募、引受若しくは買入又はこれらに対する貸付
御承知のごとく、従来の預金部預金法を廃止して、新たに資金運用部資金法を制定せんとするゆえんは、政府資金並びに準政府資金を統合管理して、これら資金を確実かつ有利な方法で運用し、公共の利益の増進に寄與せしめんとするものでありまして、見返り資金及び国債整理基金特別会計における国債の保有等の資金を除き、その資金を統轄運用して、昨年来産業経済界を悩ました金詰まり経済を打開し、銀行の貸出し超過、企業の借入れ超過
すでに御承知のごとく、従来の預金部預金法を廃止して、新たに資金運用部資金法を制定するゆえんは、政府資金並びに準政府資金統合管理し、これら資金を確実かつ有利な方法をもつて運用し、公共の利益の増進に奇與せしめんとするものでありまして、見返り資金及び国債整理基金特別会計における国債の保有等の資金を除く資金を統括運用して、昨年来産業経済界を悩ました金詰まり経済を打開して、銀行の貸出し超過、企業の借入れ超過の
資金運用部資金法案は、預金部預金法にかわるものでありまして、その内容の要点は、国の会計に属する積立金及び余裕金等の政府資金並びに政府に準ずるものの資金を統合管理し、これを確実かつ有利な方法で運用することにより公共の利益の増殖に寄與せしめることを目的といたしまして、第一に、資金運用部への預託金は、常時の拂いもどし資金以外の郵便貯金及び郵便振替貯金並びに簡易生命保険及び郵便年金特別会計の契約者貸付金を除
すなわち他の預金に対しましては、利子を支払うだけでありまして、その経費を特別に見るということはございませんでしたが、郵便貯金として受入れた現金は、これをただちに預金部預金とすることに今までなつておりました。それで預金部特別会計の予算におきましては、郵便貯金の利子を直接預金部から支払うような建前で計上いたしております。
○森八三一君 先刻大蔵省の御説明によりますると、本法と現在の制度と変りまする点は、預金部預金法を廃止して新たに資金運用部資金法を制定したという形式的な一つの変化と、更に運用に関しまする運用先が拡大をせられたというような点が取上げられまする大きな点でありまして、実質的には大して現在のそのものと重要な変更はないというような御説明であつたと伺うのでありまするが、そういたしますれば、郵政関係からいろいろ陳情
今回政府におきましては、国の会計に属する積立金及び余裕金等の政府資金及び政府に準ずるものの資金の統合管理の実をあげるため、預金部預金法を廃止し、新たに資金運用部資金法を制定し、その統合した資金を確実かつ有利な方法で運用することにより、公共の利益の増進に寄與せしめることといたしたいと存じまして、この法律案を提出した次第であります。 この法律案の要旨を申し述べますと、次の通りであります。
今回政府におきましては、国の会計に属する積立金及び余裕金等の政府資金及び政府に準ずるものの資金の統合管理の実を挙げるため、預金部預金法を廃止し、新たに、資金運用部資金法を制定し、その統合した資金を確実且つ有利な方法で運用することにより、公共の利益の増進に寄與せしめることといたしたいと存じまして、この法律案を提出した次第であります。 この法律案の要旨を申し述べますと、次の通りであります。
今回、政府におきましては、国の会計に属する積立金及び余裕金等の政府資金及び政府に準ずるものの資金の統合管理の実を上げるため、預金部預金法を廃止いたしまして、新たに資金運用部資金法を制定し、その統合した資金を確実かつ有利な方法で運用することにより、公共の利益の増進に寄与せしめることといたしたいと存じまして、この法律案を提供した次第であります。
○政府委員(舟山正吉君) 原資において公団貸付金が殖えておりますのは、この夏頃から公団の経理を改善いたしまして、従来公団の経理は、公団が物を拂下げる場合の代金等は、これを公団が一度受取りまして、市中銀行に預けるというような措置をいたしておつたのでありますが、いろいろの弊害もありますので、これを全部預金部預金にする。それからその半面公団の支拂は預金部預金から拂い出すというふうに変えたのであります。
しかし私は現在相当額に達するだろうと思いますが、現在の金融状態はおそらくこの災害資金については都市の銀行、地方の銀行あたりの資金のまかないということは、とうてい容易じやないと考えるので、この際見返り資金や預金部預金を大いに利用してほしいと思います。現在見返り資金の金が約五百億円ぐらいたまつておるということを聞いております。また預金部預金が大体二千億もたまつておるということを聞いておるのであります。
それから預金部資金につきましては、預金部預金法によりまして、いろいろ運用の規定はあるのでありますが、終戰後司令部の指令がございまして、運用が極度に制限されている、すなわち、原則として国債、地方債の引受け、それから公団等の政府機関の資金に対する運用に限られておるのでございます。
○木村禧八郎君 この預金部預金法というものがありまして、預金部資金の運用に関する指令があるわけですね。これはいわゆるマーカット少将から出たものでありますが、これによると預金部資金の運用は中央政府及び地方政府の一切の起債及び短期借入を増加するため、可能な限り割当てらるるべし。
現在大蔵省預金部預金すなわち郵便貯金のようなものは、全然地方に利用されていない。債券により集めた資金をほとんど地方に還元するならば賛成だが、今のような債券発行を許しまして中央に集中する。それがために資金難に追われる場合が非常に多くなる。こういう意味合いから私は本案に対して反対するものであります。
ところで預金部資金の運用方針というものはですね、現在はこの拠りどころはこれによつておるわけですが、最高司令部指令によつておるのでありますが、前の預金部預金法ですか、これに基いて預金部資金運用規則というのがありますが、これに基いておやりになつておるのか、その点はどういうふうなのですか。